留学の準備
健康・安全の確保と危機管理のために


留学先では、自分でも予期していないトラブルに見舞われる可能性があります。事前にしっかりと情報を集め、知識を蓄えておくことは、万が一の際にも、トラブルの早期解決に繋がります。
海外渡航安全説明会
渡航前に留学のススメ「海外渡航安全説明会」に参加し、健康・安全・危機管理についての正しい知識を身につけましょう。
海外渡航に関する安全対策手引き
海外渡航前には「海外渡航に関する安全対策手引き」を熟読するようにしてください。手引きは、下記リンクからダウンロードすることができます。
なお、大学が主催するプログラム(交換留学、短期プログラム等)について、外務省危険情報・感染症危険情報が「レベル2」以上の場合は渡航不可としています。渡航先の危険情報等について、十分に確認するようにしてください。
なお、大学が主催するプログラム(交換留学、短期プログラム等)について、外務省危険情報・感染症危険情報が「レベル2」以上の場合は渡航不可としています。渡航先の危険情報等について、十分に確認するようにしてください。
また、海外でフィールドワークを実施する際は、上記「海外渡航に関する安全対策手引き」に加え、以下の手引きを確認してください。留意事項を紹介しています。
健康状態のチェック
渡航前には、自身の健康状態をしっかりチェックしておきましょう。心身ともに万全の状態で出発できるように、出発前に必ず健康状態をチェックしてください。持病のある人は、出発前にかかりつけの医師に相談しましょう。アレルギーや常備薬等については、医師等から事前にアドバイスを受けておく必要があります。医師の処方箋がないと薬を買えない国もあります。歯の治療は、原則として海外旅行保険の対象外であることが多く、国による治療技術にもばらつきがありますので、出発前に治療を済ませておきましょう。なお、学研災付帯海外留学保険には、歯科治療が補償対象に含まれるプランも用意しています。
海外へ薬を持ち込む際には、その量や内容に制限がある場合もありますので、事前に厚生労働省や当該国の大使館ウェブサイト等で確認しておきましょう。
海外へ薬を持ち込む際には、その量や内容に制限がある場合もありますので、事前に厚生労働省や当該国の大使館ウェブサイト等で確認しておきましょう。
予防接種も忘れずに
出願時または入学時に、予防接種を必要とする国や学校もありますので、事前に留学を志望する機関等に確認しましょう。自分がこれまで受けた予防接種等を把握した上で、自分の身を守るという観点からも、医師の指示に従い、地域に応じて必要と思われる予防接種は受けておきましょう。
海外留学に際しては、以下のようなリスクが伴います。十分に心に留めておくとともに、必ず海外留学保険に加入し、リスクに備えてください。
安全面のリスク
交通事故、窃盗、強盗などの犯罪により、身体あるいは所持品などに危害が加わるリスクです。海外という不慣れな場所では、どのようなリスクがあるかが十分に分からず、盗難などの被害に遭う可能性が高くなります。キャンパスで殺人などが起こる国もありますし、安全と思われている国でも、「土地に不慣れな人間」は犯罪などの標的にされやすいので、日頃からの注意が必要です。
安全面のリスクへの対応は、できるだけ危険に近寄らないことが第一です。このために、以下のようなことを守ってください。
・治安の悪い場所や寂しい場所に一人で行かない。
・夜間の外出を避ける。
・友人でも節度を持って接する。
・スマートフォンや時計などの高級品を外で出さない。
・ブランド品を身につけない。
・所持金、預金などについて人に話さない。
・なれなれしく近寄ってくる人間には気をつける。
・SNSに予定を投稿しない。
・交通規則を守る。
・お酒を飲み過ぎない。
・麻薬などに手を出さない。
安全面のリスクへの対応は、できるだけ危険に近寄らないことが第一です。このために、以下のようなことを守ってください。
・治安の悪い場所や寂しい場所に一人で行かない。
・夜間の外出を避ける。
・友人でも節度を持って接する。
・スマートフォンや時計などの高級品を外で出さない。
・ブランド品を身につけない。
・所持金、預金などについて人に話さない。
・なれなれしく近寄ってくる人間には気をつける。
・SNSに予定を投稿しない。
・交通規則を守る。
・お酒を飲み過ぎない。
・麻薬などに手を出さない。
身体面のリスク
不慣れな海外に行って、その土地の風土に適応できず、病気などになるリスクです。食事や水が合わないという程度のリスクから、十分な衛生管理が整っていない国で食事をして伝染病にかかるなどのリスクまで、いろんなことが起こりえます。地域による疫病の発生では、SARSや西ナイルウィルスなどによる死亡例もあり、十分な注意が必要です。また伝染病に限らず、虫垂炎などのように、手術やその他の手当が必要となることもありえます。
身体面のリスクについても同様に、出来るだけリスクを避けることが大切です。
・海外へ行く前に健康診断をして、できる限り日本で治療を済ませた後に渡航する。
・歯のチェックを事前にして、治療は必ずしていく。
・必要な予防注射があれば、受けていく。
・規則正しい生活を心がける。
・食事はバランスよくとる。
・衛生管理が十分でない国では、「なまもの」や「生水」、「氷」、路上販売のアイスクリーム、サラダなどは口にしない。
・水道水が硬水の国では、水を飲んだだけで胃腸の不調を覚える人もあります。このため、状況が分かるまでミネラルウオーターを飲む方が無難です。
・日本にはいない渡航先の虫や動物に関して、予防や治療法をあらかじめ知っておきましょう。
身体面のリスクについても同様に、出来るだけリスクを避けることが大切です。
・海外へ行く前に健康診断をして、できる限り日本で治療を済ませた後に渡航する。
・歯のチェックを事前にして、治療は必ずしていく。
・必要な予防注射があれば、受けていく。
・規則正しい生活を心がける。
・食事はバランスよくとる。
・衛生管理が十分でない国では、「なまもの」や「生水」、「氷」、路上販売のアイスクリーム、サラダなどは口にしない。
・水道水が硬水の国では、水を飲んだだけで胃腸の不調を覚える人もあります。このため、状況が分かるまでミネラルウオーターを飲む方が無難です。
・日本にはいない渡航先の虫や動物に関して、予防や治療法をあらかじめ知っておきましょう。
精神面のリスク
留学中は、楽しいことばかりではなく、ストレスを感じることもあるはずです。このため、場合によっては精神的に不安定な状況になることも考えられます。日本にいるときと同じような相談相手や環境に囲まれているとは限らないので、ストレスへの対処にも、今までにない時間や精神力が必要となり、精神的にまいってしまうことも考えられます。
万が一、留学中に心身の不調を感じた時は、本学のカウンセリングサービスを利用することも考えると良いでしょう。
万が一、留学中に心身の不調を感じた時は、本学のカウンセリングサービスを利用することも考えると良いでしょう。
加害者となるリスク
誰も考えたくないことですが、自分が加害者となるリスクに備えることも、非常に大事なことです。具体的には、自分の不注意によって、他人の物を壊したり、怪我をさせたりすることが考えられます。このような場合には、現地で賠償金を求められたり、犯罪者として逮捕されたりする可能性もあります。
また、近年では、国内外を問わず、違法薬物に関連する犯罪も増加しています。外国で違法薬物に関わると死刑等の重刑が科される場合があります。絶対に関わらないでください。加えて、大麻の施用、所持等は、仮に外国で合法とされている場合も日本の大麻取締法により国外犯も処罰の対象となることがあります。これに関連して、空港などで素性をよく知らない人から有償または無償で荷物を預かることは避けてください。その荷物に違法薬物などが含まれている可能性があり、知らぬ間に犯罪に加担させられる恐れがあります。事前にこのような事例を知っているだけでも、意識してリスクに備えることができます。
また、近年では、国内外を問わず、違法薬物に関連する犯罪も増加しています。外国で違法薬物に関わると死刑等の重刑が科される場合があります。絶対に関わらないでください。加えて、大麻の施用、所持等は、仮に外国で合法とされている場合も日本の大麻取締法により国外犯も処罰の対象となることがあります。これに関連して、空港などで素性をよく知らない人から有償または無償で荷物を預かることは避けてください。その荷物に違法薬物などが含まれている可能性があり、知らぬ間に犯罪に加担させられる恐れがあります。事前にこのような事例を知っているだけでも、意識してリスクに備えることができます。