留学の準備
留学先の絞り方


海外には大学を含めて多くの教育機関があり、そのなかから自分の希望に沿った留学先を選ぶのは至難の業です。留学先を検討する際に、考慮すべきポイントとして、以下の点を参考にしてみましょう。また、留学の種類によっても、ポイントにすべき点も異なってきます。
専攻分野について
自分が学習を希望する専攻分野に関するプログラムが充実している教育機関であるか、等をよく調べましょう。研究留学の場合は、指導教員にもよく相談して留学先を検討しましょう。交換留学の場合は、各協定校の公式ウェブサイトで留学生プログラム等を検索すれば、情報を得ることができます。
学習環境について
教育機関のタイプ(教育中心か、研究中心か、語学教育中心か等)、学生総数、日本人学生の在籍状況、設置区分(公立か私立か)、所在地域の環境・治安、留学生アドバイザーがいるか、語学補習プログラムの有無等、を条件として、情報を集めてみると良いでしょう。
生活環境について
留学先に寮があるのか、留学先から宿舎情報の提供をしてもらえるか、アパートやホームステイ先を自分で探す必要があるか、等を事前に十分確認する必要があります。宿舎については、近年留学生をターゲットとした詐欺被害も報告されていますので、慎重に情報を集めましょう。
また、留学先近郊の治安についても、大使館のウェブサイト等で事前に調べておく必要があります。
なお、大学が主催するプログラム(交換留学、短期プログラム等)について、外務省危険情報・感染症危険情報が「レベル2」以上の場合は渡航不可としています。
また、留学先近郊の治安についても、大使館のウェブサイト等で事前に調べておく必要があります。
なお、大学が主催するプログラム(交換留学、短期プログラム等)について、外務省危険情報・感染症危険情報が「レベル2」以上の場合は渡航不可としています。
費用について
学費、生活費、その他の必要経費は、留学の種類、留学期間、国や地域、個人の生活レベルによって異なります。大体の条件を決め、必要な費用を計算してみましょう。日本での準備費用には、日本で加入しておく海外留学保険、渡航費、一時宿泊費、旅費申請費、語学能力試験受験費等があり、留学先での費用には、授業料、教材費、住居費、食費、現地医療保険費、雑費等があります。
活用できる奨学金がある留学先かどうか、も検討材料となるでしょう。
活用できる奨学金がある留学先かどうか、も検討材料となるでしょう。